2010年度開催報告

展覧会名称 「世界を変えるデザイン展
〜Imagine another life through the products〜」
入場料 無料
主催 世界を変えるデザイン展実行委員会、日本財団、特定非営利活動法人CANPANセンター
会場と会期 東京ミッドタウン・デザインハブ(港区赤坂)
5月15日(土)〜6月13日(日)11:00-19:00
共催:東京ミッドタウン・デザインハブ
   アクシスギャラリー(港区六本木)
5月28日(金)〜6月13日(日)11:00-20:00
共催:アクシスギャラリー
来場者数 東京ミッドタウン・デザインハブ:14,614人
アクシスギャラリー      :5,300人
総計             :19,914人

 

《 概要 》
発展途上国に住む人びとが直面する、さまざまな課題を解決してきた“デザイン”を紹介する「世界を変えるデザイン展」。第一回となる本展は、「現地の人びとの生活視点や発想」を出発点に、発展途上国に存在する課題を[ water ][ food ][ energy ][ health ][ housing ][ mobility ][ education ][ connectivity ]の8つに分類し、約80点のプロダクトデザイン、プロジェクトを紹介しました。

 

イベント報告ダウンロード

《 Movie 》

カンファレンス|Confernce

Understanding “Emerging Market”

エマージング・マーケットの現状を知る*同時通訳付き

「現地プロダクトの流通、その生態系を語る ー22か国96万人に生きる希望を与えてきた義足」

スピーカー:Devendra Raj Mehta氏(BMVSS創設者)

【概要】
インドには550 万人の四肢切断者がおり、毎年2 万5,000 人が病気や事故などの原因で手足を失っています。義足の価格は米国では平均8,000 ドル。それに比べてジャイプールフットは約30 ドルで製造されます。低コストかつ短時間で製造可能なジャイプールフットの開発から製造・流通の経緯を語っていただきました。

イベント報告ダウンロード
「現場の生態系を考え、未来をつくる企業戦略ー小規模農業者の収益を10億ドル向上させてきたIDE」

スピーカー:Paul Polak 氏(国際開発エンタープライゼズ(IDE)創設者) 

【概要】
足踏み式ポンプやドリップ灌漑システムを製造・流通を通じて、小規模農家を支援してきたIDE(国際開発エンタープライズ)。アジア、アフリカ諸国の小規模農家に対し、サステイナブルなビジネスモデルを構築してきた経緯を語っていただきました。

イベント報告ダウンロード
「途上国の起業家・事業家を支える画期的アプローチ〜マイクロファイナンス・ボンドの商品開発とその成果〜」
スピーカー:山本 聡 氏 (大和証券株式会社 商品企画部)

【概要】
既存の寄付という枠組みから、現地の自立を促す社会貢献的な投資に対する注目が高まっています。日本初のマイクロファイナンス投資商品「マイクロファイナンス・ボンド」をつくりあげた大和証券株式会社に、その意義や経緯を語っていただきました。

イベント報告ダウンロード
「LifeStraw®はいかにして生まれたか?-オランダ発エマージング・マーケットにおける大学・企業間連携」

スピーカー:Vikram Parmarl氏(デルフト工科大学 デザインエンジニアリング担当助教授)

【概要】
LifeStraw®は個人携帯用浄水器で、15 ミクロンといった小さな粒子をも取り除くことができる画期的な製品。グローバル企業と大学の連携によって生まれたプロダクトの開発プロセスを詳しく解説していただきました。

イベント報告ダウンロード イベント報告ダウンロード

↑このページの先頭へ

Design Innovation

〜世界を変えているデザイナーたち〜

「Lighting the World─インハウスデザイナーが創出するニューマーケット」
スピーカー:Frank Altena 氏(Sustainability Director, Philips Lighting)

【概要】
エネルギー効率の高い「光」のプロダクトを開発することで、生活改善、環境配慮、企業価値の創造を実現してきたPhilips。フランク・オルタナ氏に、企業内デザイナーだからこそできる、デザインプロセスを語っていただきました。

イベント報告ダウンロード
「エマージング・マーケットにおけるデザインの可能性」
スピーカー:Jan Carel Diehl 氏(デルフト工科大学D4S(Design for Sustainability)プログラム助教授)

【概要】
発展途上国の人々と協働し、エンパワーすることで生まれるデザイン。カンボジアで活躍するkamworks(カムワークス)やアフリカの現場での事例を交えながら、エマージング・マーケットにおいて必要な「デザイン」の最前線をご紹介いただきました。

イベント報告ダウンロード
「デザイナーができること ─DESIGN CAN CHANGE THE WORLD」
スピーカー:Ilona de Jongh 氏(Sprout Design)

【概要】
「デザイナーには世界を変える力がある。デザイナーが素材を選び、設計することで生産プロセスが変わるのだから」と語るプロジェクトデザイナーのイローナ氏。彼女が全世界で、さまざまなプロジェクトを推進するなかで、感じたことを語っていただきました。

イベント報告ダウンロード

↑このページの先頭へ

ワークショップ&トークショー|Workshop & Talk Show

「Practical design to Reduce Poverty
〜社会・経済・環境に相互利益を生み出すデザインとは?〜」

スピーカー:Jan Carel Diehl 氏 (デルフト工科大学 所属)
      Vikram Parmarl氏 (デルフト工科大学デザインエンジニアリング担当助教授)
【概要】
インドにおけるヘルスケアの事例、カンボジアにおける再生可能エネルギーの事例から、顧客のニーズ、新しい価値の創出、コンセプション、事業モデルと市場定義の策定を通じて、統合的な商品開発イノベーションプロセスを体感するワークショップを行いました。

イベント報告ダウンロード
「Practical design to Reduce Poverty
〜デザイン思考が生み出すイノベーションとは?〜」

スピーカー:Ilona de Jongh 氏 (Sprout Design 所属)
【概要】
世界各地でデザインプロジェクトを手がけているsprout design のイローナ氏。前半は、「デザインシンキング」による調査手法に焦点を当てたトークショー、後半は、彼女の現場で行われている衛生教育をテーマとしたワークショップを行いました。

イベント報告ダウンロード
「南北問題を考え、世界の構造を体感してみるワークショップ」
スピーカー:中村絵乃 氏 (開発教育協会 事務局長)
      荒川理恵 氏(ジュレー・ラダック 事務局長)
      大谷美保 氏(プラン・ジャパン コミュニケーション部開発教育担当)
      鎌倉幸子 氏((社)シャンティ国際ボランティア会 国内事業課)
【概要】
1 部では、マクロな視点から、南北問題をテーマとした参加型ワークショップを、2 部では、現地で活動されているNGO団体の方々をお招きし、よりミクロな視点から現場のリアリティをお伝えいただきました。

イベント報告ダウンロード
「形にしないワークショップ
〜若者の防災意識啓発、防災力向上のためにできること〜」

Produced by NPO 法人プラス・アーツ
【概要】
現代の若者たちに防災意識をいかにして持ってもらうか、をテーマに議論を展開。形にすることを最終的な目標にするのではなく、考え方のプロセスを大切にするワークショップを全2回で開催いたしました。

 

イベント報告ダウンロード イベント報告ダウンロード
「現地の生活環境に配慮したデザイン開発」
スピーカー:益田文和 氏 (株式会社オープンハウス代表取締役/東京造形大学デザイン学科教授)
【概要】
インドの大気汚染問題に対する個人予防のためのデザイン開発として、彼らの生活環境、文化的側面にも配慮した、マスクのプロトタイプを考案するワークショップを開催いたしました

イベント報告ダウンロード
「Life〜日常の生活から感じる世界とのつながり〜」
スピーカー:古屋典子 氏(テーブルコーディネーター)
      池上清子 氏(国連人口基金東京事務所長)
      北島大太朗 氏(日本緑茶センター株式会社取締役)
      生駒芳子 氏(ファッション・ジャーナリスト)
【概要】
世界共通のLife(生活・命)を軸として、「食」「ファッション」「お母さんの健康」をテーマに活動するゲストスピーカーの方々と、日本で生活しながらも、私たちにできることを考えるワークショップを開催しました。

イベント報告ダウンロード
「日本が世界にできること・Part1
〜残り90%の人々が本当に日本に求めているデザインと技術〜」

スピーカー:アシル・アハメッド 氏 (九州大学大学院システム情報科学研究院特任准教授(SSP 研究員)、グラミン・コミュニケーションズ・プロジェクトディレクター)
      株式会社リコー BOP 志チーム
      山本 聡 氏 (大和証券株式会社 商品企画部)

【概要】
大手企業によるプロジェクト紹介の後、BOP 市場で展開できるデザイン理論の実践としてビジネスモデル考案型のワークショップを実施。さらに、プロトタイプアイデアの今後の課題をディスカッションしました。

イベント報告ダウンロード
「日本が世界にできること・Part2
〜日本企業が仕掛けるエマージング・マーケットの開拓戦略〜」

セッション1: インドネシアの経済概況と事業機会
スピーカー: 山本 幹 氏(本田技研工業株式会社)
   
セッション2: ソーシャルイノベーション企業への組織変容
〜21 世紀グローバル市場で変化を起こす企業になるために
スピーカー: 野村 恭彦 氏(国際大学GLOCOM 主幹研究員)
   
セッション3: 展示プロダクトの裏側を語る 〜日本のベンチャ―企業の挑戦〜
スピーカー: 阿部 吉雄 氏(清徳建設株式会社)
   
セッション4: BIGBUS: BOP Information Generation, Broadcast and Upload System
スピーカー: Sabbir Alam 氏(株式会社モバイルテクニカ)
   
ファシリテーター: 菅原 秀幸 氏 (北海学園大学大学院経営学研究科 国際経営論教授)

【概要】
「エマージング・マーケット」へのチャレンジを続けてきた日本企業、まさにチャレンジ中の企業を代表する方々に、多種多様なステークホルダーとの関係構築、潜在的ニーズを顕在化するマーケティング戦略、といった開拓戦略を語っていただきました。

イベント報告ダウンロード
「デザインはどこまで世界を変えられるか?」

セッション1: 日本のデザインにできること
スピーカー: 田中 一雄 氏(株式会社GK デザイン機構 代表取締役社長)
高木 美香 氏(経済産業省デザイン室室長補佐)
清水 正人 氏(三洋電機株式会社 マーケティング本部アドバンストデザインセンター 所長)
能見 拓男 氏(三洋電機株式会社 マーケティング本部アドバンストデザインセンター モバイルエナジーデザイン部 担当課長)
瀬川 秀樹 氏(株式会社リコー 総合経営企画室 新規事業開発センター 副所長)
   
セッション2: オープンソースの可能性
スピーカー: 遠藤 謙 氏(MIT メディアラボ博士候補生/MIT D-lab Developing World Prosthetics 講師)
NOSIGNER(ノザイナー)
田中 浩也 氏(慶応義塾大学環境情報学部 准教授)
   
セッション3: 世界を変えるデザイン展が伝えたもの
スピーカー: 佐野 恵子 氏(アクシスギャラリー キュレーター)
酒井 良治 氏(財団法人日本産業デザイン振興会)
本村 拓人(株式会社Granma)
   
ファシリテーター: 槌屋 詩野 氏 (日本総合研究所)

【概要】
”世界を変えるデザイン展”と題し、一か月間、開催してきた展覧会の総括も兼ね、デザインはどこまで世界を変えられるのか?という問いに対して、ゲストの皆様の取り組み、公開ディスカッションを行いました。

イベント報告ダウンロード

本件に関するお問い合わせは下記よりお願い致します。
http://exhibition.bop-design.com/contact/

↑このページの先頭へ