2010年5月15日(土)17:30-19:00
毎日、約6,000人が汚れた飲み水が原因で命を落としています。
こうした発展途上国の人々のために開発されたのが、個人用水清浄器「LifeStraw®」です。

15ミクロンといった小さな粒子をも取り除くことができる画期的な製品。99%以上のバクテリア、98.7%のウィルスを、ろ過して一瞬のうちに安全な飲み水に変えてくれます。フィルターは約700リットルまで浄水することができます。
LifeStraw®はVestergaard Frandsen社とデルフト工科大学インダストリアルデザイン・エンジニアリング学部の共同プロジェクトが発端となっており、LifeStraw®以外にも、カンボジアの「kamworks」など数多くのエマージング・マーケット向けの製品・サービスがデルフト工科大学と企業の共同プロジェクトから生み出されています
参考:

エマージング・マーケット向けに画期的な製品を開発している企業と大学の新たな連携について、実際の事例を中心にヨーロッパの状況を詳しくお聞きします。
| タイトル |
「LifeStraw®はいかにして生まれたか?ーオランダ発エマージング・マーケットにおける大学・企業間連携」 |
スピーカー
プロフィール |
1975年インド生まれ。軍の士官学校で教育を受け、1999年に建築家としてグジャラトのthe Institute of Environmental Designを卒業。その後3年間の実務経験を経て、ボンベイのインド工科大学から2003年に工業デザインの修士号を取得。卒業後、インダストリアル・デザイナーとして、ICTをベースとした製品・サービスを発展させ都市-田舎間のデジタル環境格差を埋める取り組みを進める研究機関、メディアラボ・アジアの一員となる。そして、ヒンズー語と英語両方のタイピングに使用できるバイリンガル・キーボード「Key-Lekh」や、文盲や読み書きが完全でないユーザーがインターネットを閲覧できる装置、「Hardware Browser」等のプロジェクトに取り組んできた。
彼の専門性は、とりわけエマージング・マーケットにおける社会的、文脈的に自明のインタラクティブな製品・サービスを設計できるところにある。2008年にはPERSUASIVEのカンファレンスにて最高論文賞も受賞。ヘルスケア、情報技術、国際開発推進のために説得性が高いコンピューター関連分野で記事を発表してきた。また、2009年度はPersuasive、2010年度はTangible Embedded Interactionの科学プログラム委員会の委員も務めている。
彼は現在、デルフト工科大学Design Engineering学部の助教授として勤務し、「デザイン表現」「最小単位の対話型建築」「ユーザビリティと再生デザイン」ならびに「相互作用とエレクトロニクス」について教えている。また、触れられるユーザーインターフェース、エマージング・マーケットのためのヘルスケア器具開発、およびサステナブル・デザインの領域で、卒業制作プロジェクトを監督している。
教員以外にも、彼はオランダ経済省からファンド支援を受けているDesign Initiatiefにて、エマージング・マーケット問題のプロジェクトリーダーを務め、彼の博士号研究”Savera”の着想をスケールアップさせることに取り組んでいる。このプロジェクトの目的は、インドの田舎の地域保健員のために、モバイル型の衛生器具を開発することである。
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| 日時 |
2010年5月15日(土)17時30分~19時 |
| 料金 |
3500円 ※一日券は8000円になります。 |
| 会場 |
カンファレンス会場:東京ミッドタウン・カンファレンス・ルーム9(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー4F) |
写真:Yosuke Owashi